20080430

桜のように

ここ一週間以上、全くブログらしい更新が出来ず…

それもこれも余一氏が、
何やら大きなプロジェクトに加担しているためです。
来年5月に刊行されるであろう写真集…

『八戸CITY』

その制作アシスタントを彼は勝手にやっています。
先日、春のロケが終了。次回は夏のロケになります。

八戸の何気ない風景がアートに変わるそのとき、
八戸も、八戸の人も、またそうでない人も、
思わずハッとなってしまうことであろう。
それが写真家、小林伸一郎氏の世界なのである。

来年まで待てません、ホント。

20080428

YOICHI'S FRIEND No.49176・49177

ラックス(右)とフーゴ(左)。

イギリス在住。
シャラッタの娘と息子。

余一氏いわく、
"ロンドンでの踊りの
 モチーフはラックスだよ"

余一氏は勝手に友達だと
思っているが、次に会っても
間違いなく二人は余一氏を
覚えていないと思われる。

20080427

YOICHI'S FRIEND No.35572

ラムちゃん。

五所川原市在住。
小学1年生。

余一氏とはたまに
お絵描きをして遊ぶ。

マックシェイクが好物。

異常ななまり具合の
津軽弁は母親譲り。


20080426

YOICHI'S FRIEND No.40034

あべちゃん。

八戸市在住のガラス作家。

個展『:WOOD』(2003)で
余一氏とコラボレーション。

ロンドン公演にも参加。
会場をガラス作品で彩る。

SLOWBASEツリーハウスには、
彼女制作のステンドグラスが
多数使用されている。

20080425

YOICHI'S FRIEND No.41902

ジンフミ・蟹田・ネットワーク。
外ヶ浜町在住。
青森市出身。

はただ酒店勤務。

天性のマスオさん。
通称「JFN」。
愛する靴は「吉宗」。

一児のパパである。

20080424

YOICHI'S FRIEND No.27200

シンゴ。

青森市在住。
保育園の園長先生。

学生時代は哲学を専攻。
芸術分野にも精通している。
余一氏とは大の仲良し。

ロンドン公演にも同行。
帰国後は劇評を執筆。

20080423

YOICHI'S FRIEND No.51108

進也さん。

盛岡市の眼鏡屋さん店長。
青森県出身。

余一氏のバスケの師匠。
通称「軍曹」。
スパルタだったらしい。

一児のパパでもあり、
週休4日という鬼シフトを組み、
家族との時間を大事にしている。

20080422

YOICHI'S FRIEND No.31996

シャラッタ。

イギリスで活躍のデザイナー。
クリスの妹。
日本語も上手い。

ロンドン郊外に住んでいる。
築500年の小民家をリフォーム。
かなりお洒落で嫉妬すら覚える。

2児の母。画像の「H」は、
息子のフーゴくんの頭文字。
パネルを綺麗に持つところから
彼女の優れた平衡感覚が伺える。

20080421

春、桜前線

この青森にも桜前線が近づいております。
桜が咲くのはいつでしょうか。
などと呟くとすぐ余一氏に叱られます。

太田くん… キミは桜さんが咲くということをだ。
意味不明な桜前線という一本の線で考えているのかね。
うーん、ヨイチ、ショック。すごくショック。
黙って咲いて頂くまで待ちましょ。

大体、花見ってもほとんど花を見てないじゃねぇか。
酒飲んでヘベレケになってるだけじゃないのさ。
んで桜さんはよ。

「見て頂けないならいっそ散ります」

ってなっちゃう。これもショック、すごくショック。

なぜか桜のことになるとムキになる余一氏。
あんまりムキになるとあなたの人生も早く散りますよ。

20080420

バカ農家とは

余一氏が最近よく口にする「バカ農家」。
一体それは何でしょう。
彼が「バカ」だと言うのは誰も疑いませんが、
それに「農家」の融合…

百聞は一見にしかず。
まずは見てみるがよろしい。


やっぱりこの人、ただの「バカ」です。

20080418

今日の作業


朝からトラクターで移動。
運転は修一郎さん。

余一氏は荷台で口笛。
風体がかなり農家化。

荷台はガタガタで楽しい。




スコップで土をワンサカ盛る。

この後は田んぼへ移動。
土が流された箇所に補充する。

そして雨が降る。
従って今日の作業はおしまい。

余一氏はこのあと部屋に戻り、
お絵描きをしてから昼寝。


20080417

余一氏に質問しました


最近、このブログは完全に農業化しています。
そのことについて本人に問い詰めてみました。

別にいいじゃねぇか。
ホントに農業してるんだし。

でも何故、農業に特化しようとしているのか。

「買う→作る」に移行したいんだよね。
「消費者→生産者」になりたいしね。
そもそも“アート”なんてもんはそれが前提だし。
そのうち電気も水も土も空も作ってやるよ。
何故なら俺はアーティストだから。

どうやら完全に脳が「農」となったようです。
そこまで言い切る自信がどこからくるのか。
全くもって理解できませんが、確かに農業は楽しい。

気温が上がり始めるとこの田舎が賑やかになる。

草木の間から虫が顔を出し、青空を蜂が飛び回る。
犬が大きな口を開けてウォーンとアクビをし、
トンビがピロロと頭上を大きな弧を描き旋回する。

ふーん、こんなにも長閑な場所があるんですねぇ。

画像は余一氏が制作途中のオフィシャルサイトから。
もちろん無断抜粋。

20080415

水仙とニラ

田村家の家庭菜園にある水仙とニラです。

うーん、かなり似ています。
葉っぱの形状がほぼ同じです。

ちなみに水仙の葉を間違って調理した場合、
確実に中毒になります。(前例有り)







コチラが水仙。









そしてコチラがニラ。






トリカブトまでいかないにしても
これはかなりユーズフルです。

田村家の家庭菜園で怖いのは
この二種が隣り同士で育っていること。

20080414

YOICHI'S FRIEND No.13118

西野さん。
趣味の店「福珍」店主。

先日紹介の安藤さんとは
竹馬の友である。

「福珍」にはレトロな
オモチャが数多く並ぶ。
まさに趣味の店である。

なぜか自動車修理の腕も
西野さんは超一流である。

20080412

YOICHI'S FRIEND No.12098

安藤さん。
みちのくリサイクル代表。
フリーマーケット運営など
主にイベント関係に携わる。

無類のラーメン好き。
格闘技、ガンダム、
漫画にも目が無い。

サービス精神旺盛な
激しい性格の持ち主。

余一氏の憧れの人である。

20080411

ほうれん草

余一氏の家庭菜園。

お母様の良子さん。
ボウルと果物ナイフを持って
畑へ入って行きます。

ほうれん草を刈るそうです。

田村家ではこうして
その日の食卓が彩られます。




新鮮そのもの。
実に瑞々しい。

ほうれん草だけでも
3種類栽培してます。

うーん、自給率高し。

20080410

籾まきです

今日は籾を蒔きます。

先日余一氏がセコセコと
土を入れたものに水を撒き、
それから籾を蒔きます。

さらにその上から土入れ。




画像は余一氏の祖父にあたる修一郎さん。
カメラを向けても全く動じない鋼の精神には圧巻。



今年で80歳を迎える。

作業中に
やたらトイレに立つが
そこはご愛嬌。


20080409

余一氏生家スナップ

余一氏の生家、敷地内の写真。

高台から母屋と離れを見ます。
増築のせいでしょうか。
屋根の異常な重なり具合です。

見晴らしはなかなか良いです。




高台にある物置小屋。
幹がえぐれた柿の木。
秋には小屋が隠れるほど
実をつけるそう。

それにしても高低差あり過ぎ。
敷地内なのに息切れをします。



明日は昨日入れた土の上に今度は籾を蒔くみたいです。

がんばりましょう。

20080408

余一氏と合流

本日未明、やっと余一氏と合流です。

余一氏の生家と思われる住所を訪ねました。
庭先から何故か沖縄ソングが聞こえる。
何だろうと近づいて行くといきなり犬に吠えられる。

恐ろしいテンションで吠える犬の名は「ジャクソン」。
真っ黒な雑種犬である。
以前は真っ白な雑種犬「マイケル」を飼っていたという。
田村家では代々、犬を飼うのが習わしらしい。

おう、やっと来たか。遅いよ。
お前にも手伝ってもらおうとしていたのに…
もう終わっちゃうでしょ、これ。

相変わらずの無礼な挨拶で出迎える余一氏。
何をやっているのか尋ねてみる。

ああ、これはね。田んぼの準備。
こうやって土を入れておいて苗床を作るのさ。
あとで籾(もみ)を蒔いてビニールハウスへ移す。


ふーん、なるほど。
でもなんで突然稲作を始めたのでしょうか。
何かを企んでいるのでしょうか。
何故に青森で沖縄ソングを聴いているのか。
肝心なことはいつも教えてくれない余一氏。

今日は天気がいいねぇ、太田くん。
こうやって音楽を聴きながら農業する。傍らには愛犬。
農業をイヤミなくらいお洒落にしてやる。
こりゃ農業っていうより「農道」だね。
「農」の道を究めるのさ。

はい、そうですね。素晴らしいことだと思います。
でも農道ってただの道路のことですから。

20080401

嬉しき旅 [April fool]

いつもこの世をフラフラと。
アッチに行ったり、
コッチに来たり。
死に損ない、
そして生き損ねた、
陽気な浮遊霊が田村余一です。

鼻くその正しい掘り方は無い。
正しい踊り方なんてのも無い。
そもそも物事に行儀など無い。


彼は根を持たない樹木であり続け、
いつもふざけてばかりいました。
恥ずかしいポージングを続けました。

彼は根を持たず、浮遊することが
己を世界に導くと思い込みました。




その彼が故郷に根を下ろす。

浮遊して世界を踏むのではなく、 
根を張り、枝を伸ばす。
そうして到達しようとする。





london SPARK 2007 。
彼が火花散る鉄板に飛び込んでいき、
その衝撃世界に見たものは何だったか。

人はそれをアホの所業と笑う。
しかし彼はその笑う人々を見て笑う。
つまり最後に笑っているのはどちらか。






余一氏は今夜、青森に戻ります。
今日はエイプリルフール。 しかしこのことは嘘ではありません。
私が余一氏のマネージャーであること、それも嘘ではありません。


お前は俺の分身だからなぁ。
しょうがないからバスチケット、

お前の分も買っておいたよ。

それは嘘ではないのか。
エイプリルフールではないのか。

最初に言っておくが俺が窓側に座るから。

エイプリルフール。
嘘などどこにもありゃしないじゃないか。
なんと嬉しき旅なのでしょう。

だがしかしあまりに急なオファーです。
私にも準備というものがあります。今夜のバスはキャンセルです。
窓側に座りたいなら勝手にしてください。
私は後日ゆっくりと追いかけることにします。