20081129

珍しく余一氏謝る

今日のランチ中、向かいに座った余一氏が一言。

昨日は悪かった。

何のことでしょうか。

昨日はちょっと言い過ぎたね。
なんか熱くなってたな勝手に、ボクったら。
改めて昨日のブログを読んだら極論過ぎたね。

いえいえ、いつものことですから。

でもよ、俺ホントにあんな言い方したっけ。
なんかオーバーに書いてないかキミ。

私はしっかりボイスレコーダーを参照に書いています。
途中、言葉を噛んだりしてますが修正して文字にしてます。

あ、そう。
まぁいいか。

再びすぐもとの太々しい態度になりましたが、
謝ってきたのは彼にとって明らかな進歩と言えるでしょう。

20081128

貧乏、戦争そして国について

あのさ、俺って貧乏じゃん。
それはわかるでしょ。

はい、勿論わかりますよ。

んで最近思うわけよ。
みんな貧乏になればいいなって。

急に何を言い出すかと思いきや、そんなワガママですか。
好き好んで貧乏になりたい人などいませんよ。

そりゃそうだけどさ。
でもかなり広い視点で考えるとだよ、
今、日本って借金いっぱいあるじゃん、国債。
税収じゃ全然ダメなんでしょ。
そのせいで日本も景気悪かったりするじゃん。
だったら国民みんなでよ、
自分のお金、国にあげちゃえばいいじゃん。
つまんない趣味に金使ったり、貯金しないでさ。

いや、それは明らかに無理でしょう。

なんで無理なのさ。
自分の国のためだよ。
ちなみに太田くん、
キミは日本とどっかの国が戦争するってなったら行く?

いや、絶対行きたくないです、行きません。
自衛隊に任せます。

ふーん、やっぱそうか…
戦争に負けて奴隷になるとしても?

うーん… そうですねぇ…

だったらこれからもずっと変わらないよね、
この国も、社会も、人も。
ガソリンが値上がりしてブーブー言ってるだけで、
原子力発電に反対デモするだけ。
国や企業に守られてるくせに文句は言うでしょ。
命はおろかお金も投じれないのにでしょ。
ホントに身を削って戦わなきゃどうにもなんない。
戦うにも兵隊がいなきゃ勝てない。
武器がなきゃ勝てない。
そんで俺はまず農業で食いもんを作ることにしたわけ。
腹が減っちゃ戦はできないだろ。

ところで余一氏。
あなたは戦争に行くのですか。

うーん、ぶっちゃけ行きたくないね。
でも守るものがあれば行かなきゃなんないね。
行って敵をやっつけまくるよ。

まぁ今、力がない俺が出来ることは、
まずこの片田舎で「俺の国」をつくることかな。
桃源郷って憧れてたんだけど、
そんなのどうも無さそうだから自分で作ってみるよ。

なるほど。
でも私、あなたの国の国民にはなりたくありません。
奴隷のように働かされそうです。

20081127

余一服 No.0006

デニムジャケット・リメイク。
「殿様ジャパン」

元々あるジャケットに
陳腐なアップリケをプラス。

ちなみレディース。
どうしてもタイトになる。




襟元のジャパン扇子。
余一氏いわく、

"これがあるのと
無いのとでは
天と地の開きがある"




裏ポケットには殿様が。
余一氏いわく、

大抵の殿様は臆病者。

隠れたお洒落ギャグ。

20081125

余一服 No.0005

ボアコート・リメイク。
「幼稚ボタン・アンダンテ」

タイトルは意味不明。
ボタンを幼稚なカラーに総入替。

大人が着ても幼稚な印象になる。

保温効果が高いのでこれからの
季節に活躍しそうなアイテム。




胸元の花型ボタン。

この部分だけを見れば
メンズかレディースか
分からなくなる。



20081124

お墓のような

秋野菜の収穫が終わった畑。
ところどころ土が盛り上がり、墓標のような札が刺さっています。

近づいてみると「寒大根」の文字。
なるほどこれは天然冷蔵庫ですね。

余一氏祖母のヨシさんに聞いたところ、
こうして土の中に大根を入れておけば春まで保存できるそうです。
まさに先人の知恵。

土から出た野菜…
本来その場所が野菜にとっても一番良い場所なのですね。

たまにモグラに食べられてしまうそうですがそれもまたご愛嬌。

20081122

大根の葉

薪ストーブの上の大鍋で何やらグラグラと煮られています。
これは一体何でしょうか。

これはね、大根の葉。

答えてくれたのは余一氏の母親良子さん。
聞くところによると、
大根の葉は大根本体よりも栄養価が高いそうです。
スーパーではこの葉が取られた状態で売られていますよね。

鍋から揚げると結構長い。
これを刻んで味噌汁に入れると美味しいそうです。

良子さんはこれを冷やして小分けにし、
フリーザーパックに入れて冷凍保存します。
田村家の業務用冷凍庫に入れておけば春まで十分長持ち。

ムダが無い農業生活に頭が下がります。

20081121

土から続々収穫

土の中でスクスクと育った野菜たちです。

大根とカブですね。
奥に立て掛けられているのはネギです。
少々不格好ですがそれもまた良し。

コチラは白菜とキャベツ。

田村家ではこれら野菜を漬け物にしたり、
小屋に入れておいたりなどして保存するそうです。
これからの季節、鍋にもイイですね。

20081120

余一服 No.0004

ジーパンのリメイク。
「オメデトウ」

太もも部分に「祝」。
手拭いから採取したもの。

一般人は抵抗を示すが
余一氏は普通に履いている。


20081119

余一服 No.0002, 0003

チェックシャツ。
「ルームシェア①」

サイズの同じシャツの
片袖とポケットを入替。

大半はオサムくんの
手によるもの。





チェックシャツ。
「ルームシェア②」

上記のシャツの片割れ。

このシリーズを二人で
着るとペアルック的になり、
少し損をした気分になる。




20081118

余一服 No.0001

カーゴパンツのリメイク。
「みちのく旅情パンツ」

ポケットふた部分裏地を
和柄系ハギレに張り替え。

大半はオサムくんの手に
よるもの。

20081116

新たなアビリティの予感

余一氏が突然部屋の模様替えをし始めました。
やたらと広いスペースの机を配置しました。
奥行き1メートル、幅2メートルほどの大きさです。
何をする気でしょうか。

ウチのオサムくん(20080318参照)ときたらさ、
ミシンやら生地を全部家に置きっぱなしなんだよね。
もったいないからここに置いて俺が使おうかなと。

まさか余一氏、今度は裁縫を始める気でしょうか。

まだオサムくんの許可は取ってないけどね。

それは一番重要な課題のように思います。
兄弟喧嘩になりますよ。

さすがのアイツも喧嘩するためだけに帰って来ないでしょ。
第一、大事なもんなら持って行けば良し。
第二、家財に執着があるなら旅に出ないが良し。
第三、使えるものを使わぬは一番のムダ。

今日も飛び出しました、自分に都合の良い正論。
このモードになると誰も彼を止めれません。

20081115

今後の展望

何事も行き当たりばったりな余一氏。
たまにはいきなり今後の抱負などを聞いてみましょう。

あんまり無いなぁ。
結構即興的に生きてるような感じだし、
その都度やりたいことなんて変わるしなぁ。
でもなんとなく平和に暮らして、
それが周りに広がっていけばいいかなぁ。

例えば、
平日の日中は農業やら庭仕事やら自然と戯れる。
夜はパソコンでデザイン仕事やホームページ更新。
そんで週末は土日だけオープンするカフェ兼八百屋。
自分とこの豆を煎った和風コーヒーとか出してみよう。
デザインやリメイクした服も置いてもいいな。
自作の家具や絵も売ろう。
DVDやCDもいけるね。
店舗は勿論ストローベイルハウス。

農閑期の平日は薪割りしたり保存食作ったりして、
余裕あったら旅行にでも行こう。

家族経営、規模は出来るだけ小さく。
農地は拡大。
そんな感じで自営兼業農家。
食うもんは自分で作る。
世の中の景気は関係ない。
太陽さえ出りゃウチは食えるんだ。
税金などの現金支出はチビチビ他の仕事で蓄えなきゃね。 

とにかくこれからは「カネ」になる仕事よりも、
「イノチ」になる仕事をしないとダメな気がする。

意外に先のことを考えている余一氏。
ただの奇人かと思いきや意外や意外。

でもアホなことも大事だよ。
アホや馬鹿をした分だけ人生に箔がつくと思うよ。
結婚式の良し悪しなんて案外余興にかかってたりするしね。

なるほど。
それであの奇行(20080830参照)につながるわけですね。

20081113

あっさり断念

そう言えば9月から着工するはずだったストローベイルハウス。
あれは一体どうなったのでしょう。

あれかー、あれは来年に持ち越しだね。
ワラの調達先はいくつか押さえれたんだけどね、
肝心のベイル作業が出来なかったんだ。

ベイルとは梱包するということです。
この場合、ワラをブロック上に梱包することを言います。

最初はさ、自力で梱包しようとしてたんだけど、
それじゃ全然圧縮が足りない。
ちゃんと圧縮しなきゃ断熱材にならないらしくてね。
せっかく爺さんから小屋を改築する許可ももらったのになぁ。
今年の冬は建具や家具みたいなのをこさえて過ごすよ。
あとホームページも作らなきゃね。
まぁゆっくりやりますよ。
焦ってもいいもんできないし。

そうですか。
でもいつもそうやってやることが溜まっていくではありませんか。

コラ、太田くん。
溜まってるもんは何ひとつ無いよ。
別にやらなくてもいいんだから。
仕事ならしょうがないけどこりゃ遊び。
追われるように遊びたくないよ俺。

はい分かりました。
今日も私は言いくるめられます。
画像はストローベイルハウスにする予定の小屋。
崖の上に建っていてちょっと怖いです。

20081111

余一氏朋和会コンサートを振り返る

昨日は一日中、床に伏していた余一氏。
今朝やっとゆっくり話が出来ました。

一昨日のコンサートさ、
うちの爺ちゃん婆ちゃん、
それから父ちゃん母ちゃんも観に来たらしいんだよ。

そうでしたか、私まったく気付きませんでしたが、
お父様が来たのはレアですね。
余一氏は数年前にお父様に勘当を喰らっています。
現在は辛うじて同居しているようなものです。

学芸会には一度も観に来なかったオヤジがだよ、
俺の怪しい踊りを観に来たってのは不思議だよなぁ。
もうオヤジとは数年間、一言も口利いてないけどさ、
なんか久々ちょっと挨拶くらい出来たような気がするね。

この世にはいろんな人間がいまして、
それでその中でいろいろあるわけですが、
まぁちょっぴりイイ話ですね、余一氏には珍しく。

20081110

祭りのあと

昨日の朋和会コンサートで頂いたお花です。

このようなお気遣いをして頂くほど、
余一氏は全然いいヤツでは無いのですが、
朋和会のみなさん、ありがとうございます。

早速家の玄関にうちの母ちゃんが活けたよ。
感謝感謝、シェシェだね。

余一氏はなぜか中国語まじりで嬉しさを語っていましたが、
この日は疲れのせいか一日中寝ていました。
あんなクネクネダンスでも疲れるんですね。
お疲れさまでした。

20081109

朋和会コンサート

今日は余一氏が珍しく舞踏を踊るコンサートです。
今回お世話頂いたのは、創作太鼓 朋和会さん。

第5回 創作太鼓 朋和会コンサート「夢鼓」。

会場の八戸公会堂文化ホールは満員御礼。
備え付けの座席では足りずパイプ椅子まで出て来る始末。

余一氏出演の第三部 平家物語も好評に終わりました。
余一氏も豪華な出演者に囲まれてご満悦。
私も客席で感動いたしました。

以下特別出演者の方々。

中島美華さん(司会/うた)
柾谷伸夫さん(ごめ企画)
木村勝一さん(ごめ企画/20080320参照)
泉徳穂さん(日本舞踊)
相馬美玖さん(エレクトーン奏者)

木村さん、徳穂さん、
そして朋和会の高橋朋治さん(20080825参照)、
木村寛太くん(20080731参照)は昨年はロンドン公演にも同行。
再びコラボレーションができたのは私も嬉しい限りです。
朋和会の皆様そして特別出演の皆様、ホントお疲れさまでした。

今回私は写真撮影を試みましたが、場内撮影禁止にて断念。
余一氏には、

黙って観てなさい。

と言われました。
楽屋に行くも、

気が散るからどこかで遊んできなさい。

と言われるし、
打ち上げにも行くにも場所を教えてもらえず。
結局この日は私、ただのお客さんでした。

20081107

オサムくん旅に出る5

余一氏の愚弟として有名なオサムくん。
昨日の夜の夜行バスで東京へ出発しました。

いやー長かったね、ここまで。
でもコンクリートジャングルはスゴいよ。
人間がまるでサイボーグのように働いてる。
満員電車で彼は一体何を思うのか。
間違っても痴漢にだけはなって欲しくないね。

まぁまぁ余一氏、何事も経験ですから。

知らない土地で、
知らない仲間と、
知らない仕事をする。
そんでもって知らない女性に恋をして、
お洒落な見たこともないカフェでデートして、
キラキラのプレゼントを買ってあげて…

確かにそれはちょっとした刺激になるかもしれない。
でもいつかアレアレッと気が付く。
心身がビックリするくらい擦り減ってしまっていることに。

帰ってくる場所はちゃんとあるのにそこから戻れなくなる。
擦り減った自分を見られるのが恥ずかしくてね、
コンクリートの中にズブズブと埋まっていくんだよ。

と夕日を見ながら語る余一氏。
少々自分に酔っていてキモかったです。
オサムくんの健闘を祈ります。

20081106

オサムくん旅に出る4

余一氏の愚弟としてその名を欲しいままにするオサムくん。
彼がいよいよ旅に出るようです。

結局東京に行くみたいだね。
たむけんのとこ。
旅っていうより居候してバイトするんだろうね。

「たむけん」というのは余一氏三兄弟の次男です。
このブログでは[20081010~20081013]で登場しています。

旅っていうよりただの出稼ぎだよね。

実に的を得た余一氏の指摘です。

20081105

オサムくん旅に出る3

余一氏の愚弟として名を馳せるオサムくん(20080318参照)。
どうやらそろそろ旅に出るようです。

彼は知人みんなにメールで、

「旅発つ」

と送信したみたい。
正しくは「旅立つ」だろ。

と余一氏。
先日開催されたオサムくん送別会には欠席。

決別会なら出席したんだけどなぁ。

とブラックジョークも飛び出しました。

20081104

オサムくん旅に出る2

余一氏の愚弟として名高いオサムくん(20080318参照)。
旅に出ると言ってからだいぶ経ちました。

なんか最近毎晩のように、

「友達と飯食いに行く」

って出掛けて行くよ。
多分自分が旅に出るその思いを夜な夜な語ってるんだろうね。
彼はきっと『旅に出たい』んじゃなくて、
『旅に出ると言いたい』んだろう。

相変わらず厳しい余一氏。
肝心のオサムくんは友達とお出掛け中。

20081103

オサムくん旅に出る

余一氏の愚弟と名高いオサムくん(20080318参照)。

彼がどうやら旅に出るそうです。
兄の余一氏は語ります。

アイツは馬鹿だからなー。
多分旅に出てもそんなに得るものないと思うなぁ。
「学び」が無い人は何やっても何処行っても変わらない。
第一に「俺は旅に出る」って言っちゃうとこがダサイよね。
そんなん言わないで勝手にピューっと行ったらイイじゃん。
送別会してほしくて言ってるのかなって思うよ。

やたら弟に厳しい余一氏です。
自分には結構甘いくせに。

20081102

YOICHI'S FRIEND No.58002

宮ちゃん。
青森市内の大学4年生。
ねぶた制作者。

ガレージ付きの家に居住。
ねぶた作りに励んでいる。

余一氏は以前彼のアパートに
居候していたこともある。

若いのに老けて見られるが、
かなりの好青年である。

20081101

若きネブタ師

先日、余一氏はジンフミ・ネットワーク(20080425参照)と
青森に行ってきたみたいです。

所用で行って来たらしいのですが、
若きアーティストとも会合したそうです。

余一氏の隣りで微笑む彼は宮本くん。

日本三大祭りのねぶた祭り。
そのねぶた製作に携わっているそうです。

写真のねぶた面は彼の師匠、竹浪比呂央氏の作品。
今年まさに運行していたものだそうです。

余一氏はしばしばこうやって馴れ馴れしくも、
アーティストの方々と付き合っています。
図々しい人です。