20090430

水仙特集

田村家の裏庭にはお花がたくさん咲いています。
余一氏母親の良子さんのご趣味です。
特に水仙はたくさんあります。

余一氏は最近不穏な動きをしているので今日は水仙特集です。

こちらは水仙の中でも大杯水仙というみたいです。
ハナの真ん中の口のような部分が大きいとそう呼ぶらしいです。
こうして口を開けて並ばれると少し照れくさいです。

こちらはハナが突き出たタイプ。
ラッパ水仙です。こちらはオールイエロー。
小学生に持たせたい花です。

コチラもラッパ水仙ですが、ツートンカラー。
ラッパ部分のみ黄色です。
私はこのタイプが好きですね。
ペリカンやアヒルの顔にも似ています。

こちらは口紅水仙と呼ぶそうです。
控えめですが、濃いイエローが少しだけ官能的です。

この他にも八重咲き水仙もあるのですが、
場所が悪かったのか、先日の雪でぐしゃぐしゃでした。

余一氏、今日は何やら土をいじって遊んでいました。
種を蒔くでも、草を取るでもなく…
春の陽気で気でもふれたのか。
いろんな意味でちゃんとしてほしいです。

20090429

今のうちに桜を

そういえば桜が咲いておりましたね。
画像は田村家から道路に突き出て咲いている桜です。
先日の雪にもめげずに未だに咲き誇っています。

田村家敷地内の崖の上にやって来ました。
おや。この桜の幼木は冬にも咲いていたような…

余一氏によると、寒桜は二度咲きらしくお得な桜だということ。
しかしなんでわざわざ一度クソ寒い時期に一度咲くのでしょうか。

多分、Mなんでしょ。
それかちょっとお馬鹿。

と余一氏は適当なことを言っていました。

そろそろ桜も散る頃…
うーむ、桜も人生も儚いものですね。
どうせなら私も寒桜のように二度咲きしたいです。
狂ったように咲き乱れたいです。


20090428

雪去る

今日は春が戻って来ましてポカポカ陽気。
昨日の風景とは全く違います。
田村家庭先の小さな畑も土が見えています。
うーん、春ですねぇ。

小さなチューリップ畑もご覧の通り。
昨日は雪によってうなだれていた茎がピンと伸びています。
これでやっと春が戻りましたね。
田村家の農作物にも雪のダメージは無かったようです。

全く脅かしやがって…
でもこういう驚きもたまには悪くないね。

余一氏はそんなことを言いながら今日も廃材置き場で思案中でした。
何をやる気なのやら。

20090427

なぜに雪

なんということでしょう。
昨日は4月も下旬だというのに雪が降りました。
重みのあるベッチャリした雪です。

チューリップも寒そうです。
そして私はとても寒いです。
そういえばビニールハウスの苗は大丈夫なのでしょうか。

ハウスに入るなりカメラが結露しました。
中はかなり暖かいです。
雪の重みでハウスが倒壊しないようにつっかえ棒がしてありました。

苗はというと至って元気な様子。
結露でよく見えませんが。

昨日は弘前までフリマにお出掛けになった余一氏。
この雪に関する意見を聞いてみました。

北国じゃたまにあるんだよね、こういうこと。
車もみんな夏タイヤだから交通が混乱するしね。
安藤さん(20080412参照)の車がまだ冬タイヤで良かったよ。

それにしても痛快だったなー。
大自然の気まぐれで、人間はこうも混乱するものかと。
国道は大渋滞。
やっぱり人間は自然の僕(しもべ)なんだなって実感。
桜が咲いてるのに雪が降ってるってのも珍しくて、
何よりもキレイだった。

おお、それならその余一氏が見てきた桜と雪のコラボ写真、
それもこのブログにアップしましょう。

写真? 無いよ。
カメラ忘れていったし。

なんということでしょう。
ただでさえ気温が低い中、さらに寒いことを言っていました。

20090425

ケミカルな一日

朝から武装中の余一氏です。
今日はどうやらカラダにはあまり良くない作業のようです。

畑につくや否や水を汲み、そこに液体薬品を入れます。
硫黄の匂いが立ちこめ、水はみるみる赤く染まりました。
後ろにはポンプのような機械とホースが用意されています。

使う薬品はこちらです。
「石灰硫黄合剤」とあります。
そうです、今日は果樹の農薬散布です。
虫や病から果樹を守ります。

噴霧機を動かして作業開始です。
画像は噴霧する修一郎さんです。
一方、余一氏はというとポンプやホースの管理。

あまりかっこよくないから撮るな。

と撮影拒否。
噴霧する祖父と、憤怒する孫息子です。

農薬散布された梅の花はこのように黄ばんでしまいました。
しかしこれも虫や病害から守るため、我慢して下さい。

毎年こんなことしてたら樹木本来の抵抗力が無くならないかな。
適度に怪我したり風邪引いたりしながら、体は強くなるような…

普段、病院にも行かず、薬も飲まない余一氏。
この現状に去年から異を唱えていますが、
余一氏のポリシーを植物にまで強要していいものか。
そこは大いに疑問です。

20090424

田村家ヘビ祭り

緊急事態発生です。
田村家にヘビが現れましたぁぁ。

…と慌ててるのはどうやら私だけで、田村家の皆さんは至って普通。
修一郎さんはマジックハンドでヘビをつまむと歩き出しました。
隣りの家の畑に投げるらしいです。

でも修一郎さん、それって隣りの人が困るんじゃないですかね。

すいません、これ以上は怖くて近寄れませんでした。
長さは1m50cmはありました。かなりデカイです。
余一氏はというと、

まだまだいるよ。
こんなんでビビってたら切りがないさ。
あと3匹はいるかな。
まぁヘビがいるだけ我が家の自然が保たれてる証拠だよ。
むしろ喜びましょう。
ヘビは畑を荒らすネズミやモグラを食べてくれるしね。

とノンキなことを言う始末。
ハチに引き続き、ヘビにも噛まれてみればいいのに。

20090422

春の草花続々と

田村家の庭が一気に華やかになってきました。
今日はいくつかご紹介します。

春を代表する水仙です。

こちらの名前はわかりませんでした。
良子さんも忙しいのか教えてくれませんでした。

おっと、アスパラも芽を出しています。
こちらは畑ではなく母屋の軒下に毎年のように生えてくるそうです。
放っておいても収穫できるなんて素晴らしいですね。

このように草花の活性化と同時に元気になってくるのが昆虫類。
私の大嫌いなハエやカメムシがうろうろし始めています。

余一氏は今日、ハチに足を刺されたそうです。
ズボンジャージの中にハチが潜伏していたらしいです。
いい気味です。

さてそのハチに刺された余一氏はというと、
一日中、廃材エリアでコソコソとやっていました。
また何か企んでいるようです。
ハチはもちろん、釘にも気を付けて下さい。

20090421

庭の幸

田村家、昨晩の天ぷらです。
余一氏の話によると、
この中に「シュンラン」という食材が入っているとのこと。

これですね。
何かの芽のような部分に見えます。
実はこの食材、田村家の庭に生えていたものらしいです。
食べてみるとちょっと野性的な風味(青のりっぽい)がしました。

実際、お庭に生えているシュンランです。
とても可愛らしいフォルムをしています。
シュンランというだけあってラン科の植物。

別名、ジジーババー、ヤマデラボーサンとも言うみたいです。
しかし、この別名を聞いてしまうと食欲は失せますね。

20090420

廃材集めすすむ

去年からセコセコと余一氏が収集している廃材。
いずれは彼のアトリエの建築資材になる予定らしいのですが、
どれくらい溜まったのでしょうか。

おお、かなり増えてきてますね。
ベニヤ板や垂木が小屋の中にストックされています。

小屋の裏にも大きめの資材がたくさん立て掛けられています。
小屋が倒れてしまわないか心配です。

別の場所には巨大なガラスがありました。
横には弟のオサムくん(20080318参照)の看板がありますが、
残忍な余一氏のことですからこれも資材にしてしまうのでしょう。

資材は集まってきてるんだけどねぇ。
今は農作業が忙しくなってきてるから時間が無い…
資材くんたちには悪いけどもうしばらく雨ざらしだね。

資材に対してこの適当な扱い…
木が腐ったりしないのでしょうか。

私は絶対、これらの材料で作られた家に入りたくありません。
無論、作るときも手伝いたくありません。

20090419

この家には毒があります


田村家の敷地内を散歩していると何やら見慣れない植物が。
一体何だろうかと余一氏に尋ねたところ、

とうとう見てしまったか、太田くん。
キミが見たのはおそらく「トリカブト」だ。
うっかり食べたりしなくてよかったね。

なんということでしょうか。
あの聞きしに勝る「トリカブト」がここにあるとは。

うちのジジイが熊殺し目的で植えてるんだよね。

この家の人々は一体、いつの時代を生きているのでしょうか。
迂闊にも、熊にだけは間違われたくないものです。

20090418

籾蒔き

先日の籾蒔きの様子です。

余一氏は土入れをした苗箱に水を撒いています。

そして水でヒタヒタになった苗箱は籾蒔き機へ。
このエリアは修一郎さんが担当しています。
最近膝を痛めている修一郎さん、テンションは低いです。

籾が蒔かれると今度は土を被せます。
ここは良子さんが担当しています。
今日はネットオークションで落札した指輪が届くということで、
年甲斐も無くソワソワしていました。

ひたすら苗箱を運んだり、水をかけたりの余一氏。
泥棒のようなヒゲを蓄えた余一氏。
かなり人相が悪くなっているので顔を見切れさせました。

ジジイのヤツ、籾の数を間違えやがった。
あともうちょいってところで籾切れだよ。
また新たに籾を消毒して水につけなきゃなんないよ。
こんなんだったら福岡先生(20080818参照)のように、
粘土団子をポイポイ投げた方がいいんじゃないのかなぁ。

余一氏はここぞとばかりに修一郎さんを批判していました。
ホント、どうしようもない孫息子だなぁと思いました。

20090417

籾まき始まる

そろそろ米づくりの準備です。倉庫から籾が運ばれて来ました。
こちらの籾はすでに殺菌されており、さらに水に浸されたものです。

先日、土入れをした苗箱にこの籾を蒔いて、土を被せます。
そちらの作業は画像数の関係で明日にレポートいたします。

私が言うと怒られそうなのですが、
もったいぶっておいて大して面白くありません。
去年の作業と変わらないし。(20080410参照)


20090416

梅咲く

かなりのポカポカ陽気なこの頃。
僕のココロもかなり上機嫌です。
久し振りに田村家の周りをお散歩しました。

ピンク色の花が満開の木を発見。
田村家の敷地から道路に向かって突き出ています。

近づいてみるとなるほど、梅の木でした。
田村家の植木の中でもっとも早く花を咲かせる梅の木。

この後はいよいよ桜が咲くそうです。
嗚呼、花見がしたくなってきました。
余一氏… また何か企画してくれないかなぁ…

20090415

肥料をまきます

今日は果樹の肥料をまきます。
田村家ではリンゴ、サクランボ、モモの木を少々やっています。
根もとあたりにパラパラとやっている余一氏。
だんだんと農夫らしい背格好になったような気がします。

今はこんなダサイ格好をしているが、
そのうち農作業用のお洒落服をデザインするよ。
オシャレ農業でヤングを畑に呼び戻すぜ。

などど余一氏はダサイ格好でカッコいいことを言ってました。

祖父の修一郎さんと祖母のヨシさんとの休憩風景。
ポッカコーヒーを飲む余一氏。
…そのコーヒー、甘過ぎませんか。

ところで太田くん、この果樹のカタチ、どう思うかね。

いや、特に何も。

なんか人間が収穫しやすいように剪定され過ぎてて、
単純に木として変なカタチしてないかい。
主幹をバッサリ切られてて上に伸びないようにされてるし。
いいのかなぁ、これって健康的なのかなぁ。

僕はあまり分かりませんけど、
この方が何かと生産者としては都合がいいんじゃないですかね。
おそらく自然農を考える余一氏としては、
果樹の自然型というものに興味があるのでしょう。
でも切っちゃったもんはしょうがないですよね。


20090414

ミズナは放っておくと

黄色いお花です。
余一氏宅の台所においてあります。
母親の良子さんがミズナの根茎を水に浸してみたところ、
このような花を咲かせました。

まさに食べて嬉しい、見て嬉しいミズナです。
皆様も野菜を食べた後に是非お試し下さい。
野菜を買うつもりがお花も付いてきたようなお得感です。

20090413

田んぼの準備着々

今日は稲の苗箱に土を入れます。
そう言えば昨年もこうしていましたね。(20080408参照)
あれから1年… 時が経つのは早いものです。
母親の良子さんと作業中です。

ひたすら苗箱に土を入れていきます。

こういうシンプルな作業中は黙り込む余一氏。
全く口をきいてくれませんでした。
彼が農業モードに移行したということでもあるかもしれません。
いつもの不真面目さをあまり感じません。

20090412

スモール・イズ・ビューティフル

七戸町から帰還して一段落した余一氏。
田舎に住みながらも、また別の田舎を体験してきました。

つくづく田舎ってイイなぁ、って思う。
人間って小さくまとまった方が強いんじゃないかな。
それぞれの個性もちゃんと残しつつ、しっかりまとまる。
多分、漠然とだけどそのキャパってあるような気がするなぁ。

スポーツを例えりゃ大体見えてくるよね。
サッカーを50人対50人でやったらヒドいことになりそうだし。
一般的に団体スポーツのプレイヤーが5〜10人位っていうように、
まとまりやすい人数ってあるんだろうね。
ってことは中央集権、市町村合併…
やればやるほどこの国はまとまらなくなるんじゃないだろうか。

肥大化するからこそ細分化せねばならないということでしょうか。
高い買い物するから分割払いにしてもらうとか。

うーん、それとはちょっと違うな。
あくまで小さきを愛することだね。
大国への憧れはいずれ争いも生むだろうし。

また急にアカデミックなことを言い出した余一氏。
馬鹿なのか博学なのかハッキリして欲しいです。