20091225

そういや今日はXmas

余一氏にとって年にいくつかあるムカつく日。
そのひとつが今日のクリスマスです。

第一、違うでしょ宗教的に。

まぁあれはキリスト教ですよね。
日本的でないことは確かです。

そんで正月よりもなんか派手だし、
ムダに恋愛を絡めてきやがるでやんの。

イルミネーションやらカップルっていう
イメージが強いですね。

プレゼント欲しがるでしょ。

確実にそうなります。

なんなんだ。
その、ここぞとばかりの物欲は…
って思います。

今は不況だし、何事も経済効果だって言いますが、
その効果がもたらす「豊かさ」って何でしょうね。

モノとカネの増大でしかないでしょ。
結局ヘンなもんが肥大したり、入れ替わっていくだけ。
そもそも「豊かさ」の定義がなんか単純すぎる。

国がお金持ちになって、国民がたくさんモノを買える。
カネがあるからモノやサービスに不自由しない。
これがイコール「豊かさ」みたいにみんな言ってる。

たまにジャングルの奥地で暮らす人々の生活に
カメラが潜入した映像なんかを見るとさ、
木や葉っぱの家で、腰ミノひとつで木の実を食べてる。
一見、何にも無くてさぞ大変だろうなぁって感じるんだけど、
そこに住む人達の顔の表情を見たときにハッとなる。
なんかメッチャ幸せそうだなぁって。

あ、それ私も経験あります。
ウルルンとか見たときにそう感じました。

一方で都会の雑踏を行き交う人々の表情ときたら、
疲れているのか、悩んでいるのかっていうくらい暗い。

セキュリティ万全のマンションでエアコン、テレビ、
パソコン、インターネット、音楽、病院、ラーメン屋…
たくさんのモノやサービスがあるのにね。

何も「無い」っていうことは逆に全てが「ある」ということ。

足るを知る、ですね。
東京行けばすでにいろんなもので溢れているのに、
また新たなビルが建てられたりしてますもんね。
まだビルが足りないのかよって思います。

それは追いかけてるもんが、
シアワセじゃなくて、カネだからだよ。

カネを稼ぐために、
それまでどんだけのシアワセを犠牲にしたことか。
そのことにハッとなってからの俺はさ、
とてもビンボーだけど、とてもシアワセだよ。

…本当はただのクリスマス批判をしたかった二人でしたが、
気がつけば全然違う話に。

要は私も余一氏も、
クリスマスっていうこの気色悪いムードがキライなんです。