20110601

ブログ上の「みどりの日」

昨日はホコリまみれのグラスウールを特集して、
何気にこのブログまでホコリっぽくなってしまったので、
今日はyamaanの青々とした風景をレポートします。

建築途中のyamaanLODGEのスグそばの畑エリア。

自然農法という名の放置プレイ。
草がボーボーです。

そんな中、明らかに異質な植物がそそり立っております。

近づいてみるとそれはネギのような感じ。

ネギだよ。

と余一氏は教えてくれました。
このネギは先日、
家庭菜園の達人である親戚からもらってきて移植。

しかも種で増えずに、
脇から株がニョキニョキ出て増える、
ちょっと変わったネギだよ。

と余一氏は教えてくれました。

こちらは同じ親戚からもらってきて移植したヤーコン。
ヤーコンは芋みたいなものです。

余一氏はこのように草むらにこうして野菜の苗を移植。
周りの草はこのように刈られて苗の周りに敷かれます。

イノチのエネルギーは循環してる。
その場所でグルグル…
たまに外から別の種が飛んできたら、
今度はそいつも一緒にグルグル…

共生したり、淘汰したり、
植物同士の相性もあるんだけどね。

草がボーボーってことは、
そこの土にはエネルギーがあるって証拠。

そこには植物に必要な肥料成分が大概あるわけで、
そこにちょこんと苗を植えてあげる。

草が勢いづいてきて苗が負けそうになってきたら、
周りの草を刈って苗のエネルギーに変えてやる。

その繰り返し。

気が付けばおやおや、
苗は収穫できるくらいまで成長してるってわけ。

水やりもいらないよ。
他の草たちが乾燥から守ってくれるし、
多少の風よけにもなる。

あるものを利用してればイイ。
逆に言えば全てがそこにあると言っても良いよね。

本来、人が生まれるのにも、食べるのにも、
お金はかからないはず。

少なくともウチらの祖先はそうやってきたよね。

…ほらほら、
そんな草がボーボーのところに蝶がやってきたぜ。

この蝶もまたそのイノチの循環の中で生きてるんだよねぇ。

…いいなぁ、蝶。
税金も家賃も光熱費も食費もかからないで生きてるし。
さらにはちゃんと子孫を残していくし。

良い話をしているかと思いきや、
最後は結局、自分はビンボーという話に着地しました。