20110710

にんにくの収穫 前編

暑い日が続いていますね。
そんなときも彼は一日に一度は必ずyamaanに行きます。

この日は何かを収穫している模様。
草抜きとはちょっと違う感じです。

しっかり農家さんのような出で立ちです。

なるほどニンニクを収穫中なんですね。

昨年の秋に田子町のカッチャンから種ニンニクを頂き、
それを植えたのですが、ここでいよいよ収穫。

この日はクローバーエリアのニンニクではなくて、
草がほとんどない痩せた土地で栽培していたものを収穫。

若干、小振りなものが目立ちますね。

重要なことはね、大きさじゃない。
あの時、土に埋めた種が増えてくれたってこと。
1が5〜6くらいになってるよね。


これ以上、豊かな現象はあるんだろうか。
投資や賭け事で所持金が増えるのとはワケが違う。


植物にはそれぞれ適正サイズってのがあると思うんだ。


そりゃ人が食うものを人が育ててるんだから、
でかく、たくさん収穫したいと思う。
肥料やったり、薬を撒いたりしていく。


んで「穫ったどー」って自慢する。


でもね、人間に例えてみると面白いんだけど、


息子が産まれました。
立派な子供に育てたいわけ。
そんでいっぱいご飯を食べさせて、
いっぱい勉強させて、お金かけて良い大学に入れて、
一流会社に就職。
そのエリート息子は身長3メートルの大男だとさ。


…面白いよね。
俺に言わせればそれは「育てられた」のであって、
自らの意志で「育った」のでは無い。
確かにある程度の手助けは必要なんだけど加減の問題。


俺が育てる野菜はエリートじゃなくてイイ。
なるべくやりたいように育ってもらって、
出来れば長所をガンガン活かしてもらって、
次のイノチを生み出していってくれればイイ。


エリートだろうが、落ちこぼれだろうが、
要は人間性の問題だよね。


農で言えば「野菜性」「植物性」の問題。 


収穫量はそんなに問題ではないんだよ。


君は女性を胸のカップサイズで判断するのかい。

…と、
何気にニンニクサイズに対して感想を言っただけだったのに、
ガンガンに反論されてしまいました。

ニンニクが小さかったのがよほど悔しかったのでしょう。
小さい男だなぁと思いました。