20120301

冬の山ツアー 後編

さて昨日の続きです。
冬のスノーランブリングツアー後編です。

八甲田山麓、蔦の森をスノーランブラーで散策します。

緩やかな斜面を滑降して、しばし風景を見つめるコマイさん。

自然の織りなす奇跡とも言うべき、蔦のぐるぐる。

そこでガイドさんからお借りしたのは雪を切るノコギリ。
ジンフミネットワーク、上機嫌。

これで即席のテーブルとイスを切り出します。

見事完成したスノーテーブル。
温かい紅茶とブラウニーを頂きます。

今回のネイチャーチームもご満悦。
八甲田の山の中でたしなむティータイムは格別です。

チームリーダー、マッコさんのこの表情。
かなり面白かったようです。

これはひょっとすると毎年恒例になるかもしれません。

他にも関東圏からいらしたグループもいたんだけど、
こんなことを言ってました。


「青森って居住エリアから車ですぐのところに、
八甲田山や十和田湖、奥入瀬渓流etc... こんなに自然がある。
温泉もたくさんあるし、すごく羨ましいです。」


なるほどって思ったよ。
青森って素晴らしい場所だなって再確認。


人間は自然物の一部。
自然が無ければ生きていけない。


世の中の人に必需品は何かと聞く。
おそらく「ケータイ電話」「クレジットカード」etc...
なんていう回答を返してくる。


世の中の人に宝物は何かと聞く。
おそらく「お金」「プリクラ」「ヴィトンのバッグ」etc...
なんていう回答を返してくる。


人は、人が造ったものをカワイイと感じる。
便利品、ブランド品というのは都合良くその部分を刺激する。


しかし、自然っていうのは人が造れないもの。
それは美しいし、恐ろしいし、貴重だし、不思議だ。
そしてとんでもなく大きなサイクル。


いつか、より多くの人が、自然物に対して、
自然物として、愛して敬い、そこに寄り添えればいいねぇ。


このスノーランブリング。
そんなことをちょっと考える良いキッカケになるよね。

と余一氏。
後半の言ってることは意味不明でしたが、
なんにしても楽しかったご様子で、
とりあえず彼の青森愛が深まったのは確実でした。