20131119

工房polepoleへ【後編】

陶芸体験が終了する頃にはすっかり日も暮れました。
安田家に戻るとブンチューさんマミャウさんが何かを準備をしていました。

障子紙がテーブルに敷かれています。

さぁお絵描きタイム。
墨と筆を使ってテーマのもと、自由に描いていきます。

こちらのテーマは「魚」だそうです。

描き終わったものは、安田家の窓辺に貼られます。
これから寒い冬がやってくるので、これで窓からの冷気を遮断させます。

オリジナリティ溢れた断熱材。
一石二鳥でもあり、文字通りお部屋が暖かくなりますね。

そとから見るとこんな風に絵が光に透けてキレイです。

地元の温泉に行ってデトックスするなり、ビールで乾杯。
この日は私もビールを呑むのを余一氏に許可されました。

行った温泉は地元ならではの湯「森田温泉」
温泉:中級〜上級者にオススメです。

余一氏は、

ここはイイぞ、個性的過ぎるぞ。

と玄関でウキウキ、脱衣所で大興奮、湯船で発狂しておりました。

さて、晩ご飯の支度が着々と進んでおります。

台所ではマミャウさんがチーズを削っていました。
チーズフォンデュということです。

それを聞いた私は異常にテンションが上がってしまいました。
何を隠そう、私は三度の飯よりチーズが好きなのです。

チーズフォンデュに使われるこの超個性的な土鍋はもちろん、
こちら工房polepoleの作品。
ご夫婦がこの場所で長年にわたり積み上げたきた珠玉の土鍋です。

個性的と言えばこちらも。
フェルトでできた柱掛けティッシュカバー。
ヤギの口からティッシュが飛び出ます。

こちらの作品はお知り合いのクラフトマンさんが手掛けたもの。

ティーポットとカップ。

木製スプーンとそれを収めている陶器。

陶器で出来たチェア。その上でのけ反る???。

陶器チェア群。背後のタペストリーもオリジナル。

箸を置かせてくれる小動物さん。

周りを見渡せば、ほぼすべてのものが手作りされたもの。
調度品自給率95%くらいあるんじゃないでしょうか。

しかもそのひとつひとつにとても愛嬌があります。

そんな安田家に近所のお友達が続々と現れます。
今夜も賑やかになりそうな予感です。

本場、スイスのレシピに沿った本格的な感じ。
白ワインとニンニクの香りが芳醇でスモーキー。
そして、いよいよ鍋にチーズが投入されます。

いざ、フォンデュ。
うーん、言葉に表せないほど美味しかったです。

気がつけばご近所さんも増え始めて完全なるパーティーに。
大変楽しゅうございました。

ブンチューさん制作の「ねぶた絵スタンドライト」が、
そんな私たちを寝るまで照らし続けておりました。

明日はこの翌日、青森市で行われたシンポジウムの模様をレポートします。
乞うご期待。